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八日目の蝉

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八日目の蝉/角田光代(著)

よく分からん。

〈あらすじ〉
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。

実は、爆笑問題の太田光も大絶賛!「最後の数ページ、震えが止まらなかった」という帯のうたい文句を見てしまい、完全に読む気が失せてしまったのですが、なんとか自分を奮い立たせて読了することが出来ました。そして、俺の予想通り、太田光の言っていることは大嘘だと思った次第であります。だから、毒が大好物の俺もこいつの毒は好きになれないんだよな。帯なしの古本を買えばよかったと大後悔しました。

特定人物の勘違いはいぜれにせよ、この物語自体は、得意な女性の心情を巧みに描いた、完成度の高い作品だと思います。残念ながら「空っぽのがらんどう」の俺には理解できない愛のカタチではありますが、実際には、これに共感している読者は多かったみたいですね。それでも、俺は何も感じることが出来なかったし、「もっと自分を大切にしなくては駄目だよ、特に女の人はね」なんて事を思ってしまいました。とことん自爆して、それでも這い上がって前向きになれるなら素敵だとは思うけれど、そんなに悪くない世界をそれなりに楽しむ勇気も必要ですからね。その上で、失敗を乗り越える姿勢こそ、俺の目指したい生き方なのです。冗談半分ですが、残り半分は本気です。

言葉の暴力。これは確かにあります。でもね、やっていいことには限度があるのも確かなのです。こんな考え方しか出来ない俺が未熟者なのかも知れません。そもそも、読書は単なる趣味であり、そこに特別な意味を求めていないことに根本的な問題がありそうです。

ちょっと暴力的な作品でした。

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